シュバンカー・シャルマ、インド人のゴルファーが久々にマスターズに出場!

2019年のマスターズトーナメントには、インド人選手の出場はあるのでしょうか?

2018年のマスターズトーナメントには通算4人目の、インド人のプロゴルファーが、出場しました。

そのプロゴルファーの名は

シュバンカー・シャルマ(Sharma, Shubhankar)

シュバンカー・シャーマとも呼ばれます。

彼はいったいどのような人物なのでしょう。

2015,2016年にはアニルバン・ラヒリ選手がインド人として出場しています。(2015年は+4の49位、2016年は+11で42位)

インド人のプレーヤーとしてマスターズトーナメントに出場する選手は、それ以来ということになります。

インド人ゴルファーの星!21歳にして欧州&アジアンツアーで2勝のS.シャルマ

生年月日は、1996年7月21日生まれの21歳(2019年現在22歳)

S.シャルマ選手は21歳にしてすでに欧州・アジアンツアー共催大会で2勝をあげています。

プロ転向は2013年です。

16歳でプロ転向していますから、インド版石川遼くんといった存在でしょうか。

2018年マスターズへの出場資格は「特別招待枠」です。

マスターズトーナメントのHPにある招待資格のカテゴリー1〜19のどれにも属さない招待、まさに「特別招待」です。

これは、大昔、日本人選手にあてがわれていた枠ですよね。

S.シャルマ選手は、2018年3月12日付で世界ランキング64位ですから、もしかしたら特別招待がなくとも、「マスターズ開催の前週の世界ランキング50位以内(カテゴリー19)」に自力で入っているかもしれません。

シュバンカー・シャルマは飛ばし屋か?

みたところシュバンカー・シャルマ選手は大柄には見えませんが、彼のドライバーの飛距離はどの程度のランクに該当するのでしょうか?

シュバンカー・シャルマ選手はUSPGAツアーでのスタッツデータがまだありません。

しつこく調べて行くと2018年3月1〜4日に行われた、「WGC-メキシコ選手権」。

彼はこの大会で3日目で首位に立ち大会を沸かせました。(結果は9でフィニッシュ)

WGC-メキシコ選手権でのシュバンカー・シャルマ選手のドライビングディスタンスは298.7ヤードで「WGC-メキシコ選手権」に出場した64選手中45番目にすぎませんでした。

WGCは「選りすぐり軍団」ですから、シャルマ選手はトッププレーヤーの中では飛ばない部類に入りそうですね。

とはいっても、ほぼ300ヤード飛ばしています から 、 これで飛ばない方って、最近のツアーはどうなってんじゃ!

アジアンツアーのスタッツでは、ドライビングディスタンスは294.88ヤードで104位です。
欧州ツアーでは、296.2ヤードの23位(36ラウンドの平均)

アジアンツアーのスタッツをチェックして気づいたシュバンカー・シャルマ選手の特筆すべきポイントは、

やはりパーオン率です!

アジアンツアーで5位。

アジアンツアーシュバンカー・シャルマ選手のスタッツ

ここで、騙された感が!

これらのデータは、まだ1試合だけのデータでした。

気を取り直して欧州ツアーでのパーオン率を見てみると

69.9%で24位。(2018年最終は66.8%で11位)

めちゃめちゃ良いというわけでもないかもしれない。

とはいうものの、2018シーズンのパーオン率がなかなかいいというのは事実。

これはアイアンが上手だということ。

そして、欧州ツアーのスタッツを見てみると平均パット数が2018年3月12日現在

平均パット数28.6で2位です。(2018年最終は28.8%で11位)

そして、結果的に2018年最終的には

  • 優勝回数 (2回)
  • トップ10回数 (32試合中5回)
  • 平均ストローク 46位(28.8ストローク)

やはり、パットのうまさがシュバンカー・シャルマの持ち味だと最初は思っていましたが、最終46位なので、とても上手いというわけでもなさそうですね。

もしかして、初出場のマスターズトーナメント。

オーガスタ・ナショナルで大暴れする可能性を感じさせてくれる選手。

インド人選手としては4人目のマスターズ出場でした。

インド人としてのこれまでの出場選手

  • ジーブ・ミルカ・シン
  • アージュン・アトワル
  • アニルバン・ラヒリ

ジーブ・ミルカ・シン選手だけは、日本でも数回優勝するなど、私のような古いおっさんゴルフファンでも記憶があります。

アージュン・アトワル選手は、昔、スカパーのゴルフチャンネルに入っていた頃、ヨーロピアンツアーで活躍していたのを記憶していますが、現在のワールドランキングは384位。

アニルバン・ラヒリ選手は2015、2017と2大会連続でプレジデンツカップ に選出されています。

2017年大会は、三日目に世界選抜の敗退が決まってしまう場面で、貴重な勝利をあげ、最終日に望みを繋ぐという活躍をしました。

同じアジア勢として、日本選手にも、マスターズでの活躍を期待してしまいますね。

2018年マスターズでの、シュバンカー・シャルマ選手の順位は、

7オーバー

58位

に終わりました。

2019年のシュバンカー・シャルマ選手のマスターズ出場は厳しそう

2019シーズンのシュバンカー・シャルマ選手の成績は芳しくなく、世界ランキングは4月3日時点で124位です

マスターズ出場は現時点では厳しい状態です。

2019年マスターズにインド人選手は出場するのか?

2019年にマスターズの出場権があるインド人選手がいうかというと、世界ランキング50位以内という出場資格にはインド人選手はいません。

2019年度はインド人選手は、いないと思っていいでしょう。

シュバンカー・シャルマ選手が、マスターズ前までに優勝でもすれば、巻き返しで出場はあるでしょうが、それなら驚きの逆転出場となりますね!

シュバンカー・シャルマ選手が2018年で出場権を得た特別招待枠は、日本人プレーヤーの今平周吾選手が201年は獲得しています。

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