パワハラ上司から自分を守る4つの対策と体験談

パワハラ上司に対して、自分が自分の心と体の健康を守るためにできることは、大きく分けて、

  1. 闘う
  2. 逃げる
  3. 共感する
  4. 自分の発想を変える

の4つだと私は思います。

我慢するのが一番良くないことです。

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パワハラへの4つの対策

人間も動物ですから、ハラスメントを受ければ、動物的な反応である「怒り」という情動が表れます。

「怒り」が表れる時、脳には「アドレナリン」「ノルアドレナリン」などの、戦闘態勢に入るための神経伝達物質が分泌されます。

これらを「闘争と逃走のホルモン」と言ったりします。

まさに、怒りによって、闘うか逃げるかの準備ができるのです。

パワハラ上司となんらかの方法で闘うか、それとも戦わない方が良い選択だと思えるなら、さっさと別のルートへ切り替えるか。

ここで、怒りをこらえると、ストレスがオーバーフローしてしまい、脳にコルチゾールという「ストレスホルモン」が過剰に分泌されてしまいます。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、コルチゾールが過剰に分泌されると、脳の記憶に関わる部位である「海馬」が萎縮してしまいます。

脳が変容してしまうのです。脳の怪我と言ってもいいかもしれません。

直接殴られなくても、体が損傷を受けるわけです。

心への暴力、それがハラスメントです。

従って、ここでとる方法は↓

闘う

直接、意見を戦わせ、相手の不当をやめさせたり、法に訴えたりという方法をとることになります。

しかし、闘って勝つまでの道のりを考えると、これまたエネルギーが必要となります。費用やらなんやら。

ストレスが倍増してしまう人もいるでしょうね。

しかし、負けず嫌いで、このような闘いが大好物というキャラクターの人も中にはいますよね。

自分にパワハラしてきた人間を完膚無きまでに…。

私には無理です。

それか、理不尽な要求には、「No!」を言い続けるというやり方もあるでしょう。

丸くは収まらないでしょうが、バシッとこれができるキャラクターになりたいものです。

他のチームに気持ちよく飛ばしてくれるかもしれませんし、気持ちよく会社を辞めることができるでしょう。

自分の心身を守るためには↓

逃げる

自分を守るためには逃げるのも、立派な対策だと私は思います。

誰もが闘うエネルギーを持っているわけではありません。

個性的な人間が長い間かかって作り上げられた空間というのは、その中の人間はそこにあるルールが正常ではないということに気付かないものです。

そこに、あなたのような、至ってノーマルな感性の持ち主が入ったとしたら…。

「これが、スペシャリストの世界なんんだ!」と、徹夜仕事を続けるのは、一種の洗脳です。

かつてはそういった、仕事か修行か分からないような経験をかなりの人たちが実際にしていて、中には大成功を収め、有名になった人もいます。

そんな苦労話が、伝説として語り継がれていったりしました。(現在でも)

しかし、その洗脳で自ら命を絶ってしまうという悲しいことも起こっています。

現在では、自分のいる環境の異常さに気づくほうが、大事な能力だと私は感じています。

異常な環境からは逃げるのがいちばんです。

その場所にこだわって、脳の海馬を壊してしまっては、あなたの夢さえも遠くに行ってしまいます。

鬱病の患者の脳の海馬はストレスで萎縮することが分かっています。

逃げてかまわないと思いますよ、私は。勇気ある撤退です。

そして、パワハラをする上司の本当の気持ちを察する事をあなたはできますか?↓

共感する

ハラスメントをする上司に共感なんてできるわけはありません。

しかし、ハラスメントだと本人が思っていない場合があります。

パワハラではなくて、その行為を「愛」だと思っている。

パワハラをしているほうにも、されているほうにも、「これは愛なんだ」と勘違いすることはあります。

本当に「愛」なのかもしれません。

それが「共感」です。

漫画『巨人の星』の星一徹と星飛馬のような関係ですね。

上司は、「なんとかコイツをスーパーウルトラ社員にしてやりたい」と思い、ハラスメントまがいの重荷を与えてしまう。

あなたがもし、上司の夢見た未来のチームの形や、あなたにこうなって欲しいという願望が、ハラスメントのような行為の中に「愛」として垣間見ることができたなら、つらい状況に耐えることができますか?

それが愛情でも出来ないものは出来ません

パワハラをしてしまう上司は、意図的にハラスメントをしている場合と、本人は自分のやっていることがパワハラだと全く気づいていない人がいます。

この、自分の行為ががパワハラだと気づいていない人というのが意外に厄介なのです。

良かれと思って、自分の分身を作ろうとする

スーパーウルトラ社員を自負する人間が、あなたの上司だった場合、その仕事場には摩擦が生じる場合があります。

スーパーウルトラ上司がその職種を極めに極めている場合、その人の性格によっては、他の人のやり方や考え方を全く受け付けないということが起こります。

自分の言った通りやればこのグループは上手くいく。トップ集団になるのだという考えの人。

このような上司の下で働くには色々と苦痛も伴います。

部下の自己肯定感をぶち壊そうと力を注いでくる

スーパーウルトラ上司が、元指導員的な立場にいた人だったりすると、その人は自分の考え方が絶対的なものだという考えが強固になっています。

自分が生きた教科書なのだと考えて疑いません。

実体験上、こういう人が上司になると、こちらの心がやられます。

私の実体験

ある時期、私は脳科学に凝っていて、脳内のヤル気ホルモンについて調べていました。

それによると、ヤル気とは、「いかにして自己肯定感を上げていくか」にかかっているということが分かったのです。

  • 子供は止めなければ夜中までゲームをやってしまう。
  • そして、自分で考えながらアイディアを考えて答えを出し、成功することによって「自己肯定感」を上げていく。
  • 時には失敗もするが、自分で考えてやるから楽しい。

私は数十冊の脳に関する本を読んで、自己肯定感を上げていく習慣を付ける練習をしていました。

「アファメーション」と呼ばれる自己暗示や、「マインドフルネス」という瞑想の類で脳の海馬を安静にさせたりというトレーニングなのですが、けっこう効果があって、緊張するクセや消極的なところなどが緩和され、自信が湧いて仕事ができていた頃だったのです。

ちょうどその頃、運悪く?スーパーウルトラ上司のいるグループに入ってしまいました!

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頭のてっぺんからつま先までダメ出しを喰らう

スーパー上司は元指導員という立場なので、教本が全て頭の中に詰め込まれているような人でした。

そんなだから、こちらがなんと反論しようが、自分が絶対的正論を崩しません。

その人にとっては、答えは1つなのでした。

私が、「正解にたどり着くには、何通りかのやり方があると思いますよ。」

と言っても、「真実はひとつだ」と、私をおちょくるように言ってきます。

その上司のやり方と、違うことをすると、すかさずセンサーが反応するらしく、寄ってきて、

「なんでそうやった?」

本人からしたら、手取り足取り指導する、スーパーウルトラ素晴らしい上司。ということなのだろうが…。

まさに、重箱の隅をつつくとはこのことかと…。

私は、上司の「なんでそうやった?(俺のいうとうりのやらないのか?)」の問いに、

「自分はこれこれこのように考えたのでこうしました。」と、毎回答えていました。

何も考えずにやっていると思われるのは、自分の体験上良くないと思ったからなのです。

しかし、そのスーパーウルトラ上司は、「また言い訳ですか?」という反応です。

確かにその上司の言う正解は正しいのですが、人を育てる方法としては、脳科学的にも近代的な心理学としても古すぎます。

自分で考えて答えを出していく、クリエイティブな楽しさが、快楽を求める神経伝達物質のドーパミンを分泌させるのです。

それダメ!それもダメ!あれもダメ!

頭のてっぺんからつま先まで、俺のやるとうりやれ!

これではドーパミンは分泌されません。

ストレス物質のコルチゾールが分泌されるばかりです。

最初にフレンドリーにしていたのが仇になって、何を言っても大丈夫と思ったのか、あらゆる行為にダメ出しをしてくるようになりました。

スーパーウルトラ上司はスーパーウルトラ粘着質だったのです。

人の粗探しをする脳の神経回路が強化されてしまったのだと思います。

人の粗探しばかりしている人は、自分の身の回りの大切なものを自分で壊してしまうそうです。例えば家庭とか。

人の良いところを常に見る習慣をつけたいものです。

イップスになってしまった私

粘着質のスーパーウルトラ上司に、一挙手一投足をダメ出しされ、やる気ホルモンのドーパミンが分泌されなくなってしまった私(こんなこと思っているから言い訳…と言われるのか)。

その上司が、こちらを見ていると、体が自然に動かなくなってしまいました。

イップスってやつです。

イップスは、ゴルファーが緊張のあまりに、ショット(パッティングの時が多い)の時に手が動かなくなる症状です。

野球の選手にもある症状です。ピッチャーが緊張のあまりに、ボールをバックネットに向かって投げてしまったり、地面に投げつけてしまったりという一種の心の病です。

イップスが原因で引退に追い込まれる選手もいるほどです。

なんの違反もしていないのに、白バイが後ろに着くと、運転がぎこちなくなる。そんな体験がある人は要注意です。

話を戻しましょう。

その上司に見ていられると、体が自然に動かなくなってしまった私は、ついに言いました。

「あっちに行って下さい。そうやって見ていられると緊張して、まともに仕事出来ないんですよ!」

ダメ出しに愛があろうがなかろうが、こっちには関係ありません。

その後も、

上司:「苦痛だろ?」

私:「オレは正直ですから言いますけど、苦痛に決まってんじゃないですか!」

数日後、まだ言ってきます。

私に向かって、おちょくるように

「いつになったら直るんですか〜?」

その口調はまるでイジメをする小学生のようでした。

そこでついに、私のノルアドレナリンのダムが決壊!

「いい加減にして下さい!もう勘弁してください!」

上司に向かって声を荒げてしまいました。

上司も私に向かって声を荒げて何か言っていましたが聞き取れませんでした。

まだ就業時間まで何時間もあります。

終わりの時間まで二人で笑って仕事はしましたがその間に

「向いてないね」

「辞めたら?」

「あそこに良さそうな木があるぞ」

そんなことばかり言ってきました。

「この人の指導法は古すぎる、教本ばかり読んでないで、脳科学や心理学も勉強しろ!このドアホが!」と心の中で叫ぶ私。

あかんな、これは私があかん。

しかし指導者(コーチ)の役割は、その人の自己肯定感をどんどん高めてやり、「自分はもっと出来る!もっとやりたい!まだまだ続けたい」と、その人が自分で自分のゴール地点を高めていくのを助けてあげるのが仕事のはずです。

結果、私はそのグループに呼ばれなくなりました。

めでたしめでたし。

後日談ですが、その現場では何人もの社員が、例のスーパーウルトラ上司とトラブって、グループの中は純真無垢な新人ばかりとなっています。

下手に、自分のやり方で仕事を構築している人間は自己肯定感をトンカチでドスンと打ち下げられるので、最終的には我慢の限界が来てその上司と激突するのでした。

発想の転換できますか?

しかし、世の中の仕事は、自分のクリエイティブなアイディアをすぐに試して、成功した時の喜びを胸にやる気ホルモンを出しながら目を輝かせて仕事をしている。なんていう幸せな人はそういないのかもしれません。

私の書いたこの記事を読んで甘いと思った方もいたでしょう。

私は、やる気ホルモンで目を輝かせて、楽しく仕事をしたかったので、そのパワハラ上司と最後に仕事をした日も終わりまで明るく振る舞っていたのですが、そのパワハラ上司が呟いたセリフは、

「遊びで仕事してんだもんな〜」

やっぱり私はその仕事は向いてなかったようです。

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あなたは言われた通りにだけやることに価値を見出せますか?

話は変わりますが、ネットビジネスの講習会なんかでよく言われることは、

「稼ぎたかったら、自分のアイディアを思いつきで入れたりせずに、まずは先生の教えの通りにやりなさい。」と必ず言われます。

しっかり学んでいないものが、このほうがいいんじゃないかなと、自分のアイディアを入れると必ず失敗すると言われています。

私も、パワハラ上司の分身になることで、月収100万円位になるなら、自己肯定感(自尊心)を捨てられたのだろうか?

そう言えば、あのパワハラ上司の下で続いていた人を思い浮かべたら、仕事にやりがいや楽しさは求めていなかった面子だったことを思い出しました。

言われたことをその通りそつなくこなしている「出来る人」たちでした。

そんな人達に限って早く辞めていきました。(分かってらっしゃる)

パワハラ上司は、「あいつがいればなぁ…」的なことを言っていましたが。

そういうものです。

その「出来る人」なのに早く辞めていった人に学ぶことは、

発想の転換です。

  • 本当につきたい職業のための繋ぎなら、別に自己肯定感や、やりがいや仕事の楽しさなど必要ないでしょう。
  • または、これは金のためだけにやっているんだと思えば、ハラスメントする上司に対しても哀れだと思うだけかもしれない。

そんな発想の転換を出来なかったわたしは未熟者かもしれません。

いや、脳の健康のために、パワハラ上司のもとを去ったのが正解だと私は信じています。

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