喋るスピードが遅くて、おっとりした人は成功できるのか?

あなたの話し方は、他人からどう感じられているでしょうか?

早口ですか?

それともゆったりとしたリズムでしょうか?

話し方って、意外と大事で、

第一印象の次ぐらいに相手に与える印象は強い

のではないでしょうか。

私は、派遣で仕事をしていたことがあるのですが、私が関係していた職種では、一般教養テストのようなものはなく、派遣会社に預けた自分の作品の提示と面接で採用するかを決められていました。

いくつかの長期派遣の仕事の面接をしましたが、連続で不採用となり、かなりへこみました。

ある会社の面接で不採用になった時、派遣会社の営業さんに、不採用の理由を聞いてみると、

私が

「おっとりした人」

だったのが向こうさんの私を採用しなかった理由だということでした。

つまり、トロそうに見えたわけです。

そんな理由なら、こっちからお断りだ!

と、言いたいところでしたが、なんだかぐうの音も出なかった私。

おっとりした人は、8人の敵がいると言われている実社会では、戦っていけないんじゃないかと不安視されたりします。

喋るスピードが遅いと、「この人大丈夫か?」なんて誤解されることもあります。

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喋るスピードの違いはどこからくるのか?

喋るスピードが速い人は、

「この人、頭に回転が早いんだろうな」と思わせます。

中には、こちらが聞き取れないくらいのスピードで喋る人もいます。

それとは逆に、ゆっくりと、とつとつと喋る人もいます。

スローモーで、聞いてるこちらがイライラしてしまう。

思わず、最後の要点を、目を見ながらこちらが言ってしまい、「はい…」となるような。

この喋るスピードの違いは何によって生まれるのでしょう。

考えられるだけあげてみましょう。

神経伝達速度が原因か

人の神経伝達スピードはいちばん速いところで秒速120メートル。

神経伝達の速さが誰でも同じだとすれば、

背が高い人は体の末端まで指令が伝わるのが、小さい人に比べて、わずかながら時間がかかる。

手足が長いのだから。

でも、体の大きい人も小さい人も、脳から口までの距離はそんなに違わないか…。

これはしゃべるスピードとは関係なさそうです。

意欲の低下によるもの

抑うつ的な気分の時って、しゃべるのが遅くなりがちです。

例えば、「元気がないのにものすごく早口な奴」
なんて見たこともあったこともありません。

ヤル気ホルモンの不足

抑うつな気分では、話すスピードがゆっくりになる。

やる気がないやつは、だるそうに喋る。

これま間違ってないでしょ?

これを脳科学的に分析すれば、喋りが遅い人間は、やる気を出すホルモンが脳内に分泌される量が不足していると考えられます。

そのやる気ホルモンとは、

  • ドーパミン
  • アドレナリン

です。

ドーパミンは快感を欲するホルモンです。

快感を求める。すなわち「やる気」が湧いてイキイキとしている時です。

そうなれば、早口になるかどうかは分かりませんが、ゆっくり喋ることへの悪い印象も変わるでしょう。

アドレナリンは、闘争と逃走のホルモンと呼ばれています。

こちらはドーパミンと違って、怒りなどのストレスによって分泌されます。

自分を守るために、闘うか逃げるか、どちらにしても、パワーをつくるホルモンです。

これもまた、違った意味でやる気を誘発するホルモンです。

怒って、我慢できずに文句をまくし立てるおばさんをあなたも見たことあるでしょ。

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思慮深い人

決して頭が悪いわけではない。

頭の回転が速い人を頭が良いというなら、頭が良くないのもしれないが、

自分の口から出る言葉を吟味して間違った答えを出さないように話す人。

慎重な性格の人とも言えます。

そして、このような人は物事をじっくりと考えるので、出した道筋は堅実な正しい答えの場合が多いと思います。

話すスピードが遅い人は、こんな人を目指すとよいのではないでしょうか。

相手を納得させられればいいわけです。

おっとりは、得か損か

おっとりさんはモーレツ会社人間たちの中では不利です。

しかし、人を幸福な気持ちにする能力は高いのではないでしょうか。

確かに、頭の回転が速い人は賢い。

しかし、その賢さが善良な方向に向かうとは限りません。

喋るスピードより目の輝き

喋るスピードが遅いのは、なんとなく実社会では不利にはたらく場合が多いと感じますが、

要は、やる気の問題です。

私は、派遣での面接では、やる気のなさを見抜かれたんだと思います。

事実、その業種で自分に限界を感じかけていたのに、

「将来は、どうなりたいんですか?」

なんて尋ねられて、目を輝かせることができなかったのです。

抑うつ状態で採用されるわけないですよね。

ドーパミンが分泌されていなかったのです。その頃の私は。

早口は印象が良くない

早口の人間が、頭の回転が速いのは百歩譲って認めましょう。

しかし、賢いかと言われればそうではない奴もいます。

高速空回りの人もけっこういらっしゃいますよ。

高性能なCPUを使って見事に間違った方向へ行く奴は少なくありません。

喋るスピードを上げるには

喋るスピードを上げるにはいくつか方法があります。

相手が喋っているうちに…

相手が喋っているうちにすでに返答を構築し始めると喋るスピードが上がったように見えます。

レスポンスが早くなることでテンポがアップします。

明石家さんまさんのトークを見て聞いてみると、まさに相手が話しているうちに自分が話す準備をしています。

話す内容を、一旦、紙に書いて口頭で読み、頭で覚え直す。

武田鉄矢さんのラジオ番組「今朝の三枚おろし」の中で、武田鉄矢さん自身が、

自分が番組で、立て板に水のようにすらすら喋っている事柄は、実は一旦、紙に書いているものだ。

とおっしゃっていました。

音読、速読を習慣にする

ゆっくりに話すことに慣れてしまうとそれが普通だと思って気づかなくなることは、あるでしょう。

一人暮らしで無口な性格だったとしたら、喋る速さなどに気がいきませんし、言葉を操るための脳の言語中枢の活動が鈍ってしまいます。

脳には可塑性があって、使わなければ鈍ってしまい、使えばニューロンの結びつきで強くなります。

音読で速読をすると、言語中枢がにぶらず、しゃべるためのフレーズや普段使わない言葉や言いまわしも身につきます。

動画などの音声を速度をあげて聴く

YouTube などの動画サイトやポッドキャストなどは、スピードを1.25倍、1.5倍、2倍などに再生スピードを上げることができます。

音声のスピードをあげて聴くと、1.25倍なら簡単に慣れてしまいます。

聴くスピードも上げると、脳が活性化し、考える速さ、喋る速さも向上するでしょう。

おわりに

おっとりさんでも幸福を手に入れることは可能なほど、世の中は懐が広いと私は思いますが、頭の回転が速いに越したことはありません。

「やる気」が湧いてきたらこれらのトレーニングやってみるとよいと思います。

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