最近テレビがつまあらないなぁ、なんて思いはじめた人は少なからずいらっしゃるのではないだしょうか。
いっそのことテレビを観ない、またはテレビなしの生活にしてしてしまおうかな、という人、
- テレビのない生活での良いこと、困ること
テレビなしの生活6年を超えている私の実体験から、感想をまとめてみました。
それぞれ、生活にこだわるポイントによって、テレビの「いる」「いらない」は、変わってくるとは思います。
あなたの参考にになることを祈りながら…。
テレビのない生活の良いところはどんなとこ?
テレビのない生活のメリットは数多くあります。
このメリットをとるかどうかはあなた次第です。
- ワイドショーに洗脳されずに済む
- ラジオの素晴らしさに気づく
- テレビ局の報道に偏りがあったことに気づく
- ネガティヴ な情報を無理矢理観なくて済む
- 芸能人がテレビ(スポンサー)に逆らえないことに気づく(特に司会者)
他にもメリットは、いくつもありますが、まずは
ワイドショーに洗脳されずに済む
主婦の方、リモートワークの方、引きこもっている方など、昼間に家にいることが多く、テレビをつけっぱなしの人は、朝、昼とワイドショーの提供する情報に晒されます。
ワイドショーを一生懸命作っている方には申し訳ないのですが、あの手のテレビ番組では、
ニュースコメンテーターの中に、ママさんタレントや大御所タレントさんが、一般人目線でコメントを挟むという工程がありますよね。
テレビ派の人は、あれがいいのだと思いますが、番組をぶち壊しているタレントさんも中にはいます。
そして、ママさんタレントや大御所タレントさんはホンネも言えません。
仕事あっての芸能人です。
そんなこんなで番組制作側の意向に沿って、タレント力を活かして、私達を洗脳するのに一役買っています。
見た目のいい人が言ったことは、信用されやすいと、洗脳の権威である苫米地英人さんは、著者の中で言っています。
テレビを観ないと、そんな洗脳誘導にハマりづらくなるという効果はあります。
ラジオの素晴らしさに気づく
ラジオ番組の場合、テレビの番組と違って、
- 司会
- アシスタント
- ゲスト
というセットになりますので、余計なコメントを挟むママさんタレントや大御所芸能人がいないのがいい。
そして、ゲストに出てくる教授などは、テレビでのそれよりも、わずかではありますが、本音を言っていると感じます。
音声で聞いて想像力を高めることは、脳の活性化にもなります。
ラジオだと、
言葉(言語)を映像としてイメージするという工程が入ります。
それは、脳を活性化させるでしょう。
テレビでダイレクトに気分の悪い映像を見せられるよりは洗脳されにくいかも知れませんね。
※とはいえ日本では、ラジオ局も、テレビ局も、新聞社と繋がっていますから、新聞社の報道姿勢の支配下にあります。
それを分かって上で聴かないと、こちらでも線脳されかねません。
ネガティヴな情報を無理矢理観なくて済む
テレビがないとネガティヴな情報を無理矢理見せられることが少なくなります。
ネガティヴな情報にも人は操られやすいものです。
先に述べたワイドショーも、人の不安感を煽るような情報ばかりを毎日垂れ流しています。
ネガティヴ な情報のほうが人の注意を引きやすいという心理を利用して視聴率を取るワザです。
不安になることで、危険を回避するという性質で人は人は滅亡せずに生きながらえてきました。
しかし、テレビは不安を煽り過ぎな気がしてなりません。
テレビを観ない生活では、ネガティヴ な情報を過度に摂取しなくて済みます。
テレビ局によって報道に偏りがあることに気づく
これは皆さんも最近になって感じていることかもしれません。(前から分かって見ていましたか?)
テレビを見ない生活を始めたせいで、その代わりにテレビを見る時間がそのままインターネットを見る時間へと変わりました。
ネットでは、テレビでは隠されている情報を得ることができます。
その中には落書き的な怪しい情報も多いですが、テレビでは語られない真実も、こちらがしっかりしていれば、読み取ることができます。
しっかりした学者が、テレビでは報道されない事実を自ら動画サイトで発表したりしています。
このような事実を知ると、
「なんで、このような大事なデータがあるのにテレビでは報道しないんだろう。」
なんて思うことが、何度もあることに気づいてきます。
テレビで流される情報の、なんと中立性のないことか!
日本のテレビ局が、新聞社の系列であることからか、母体となる新聞社と同じ政治的志向での報道になっています。
局の思想に合わない国会の答弁はまったくなかったように報道しなかったりとか。
街角インタビューの一般人が、一般人のふりをした活動家だったり。
そんな思想誘導が、奥様達の見るワイドショーなどにも浸透しています。
人によっては、そのまま信じてしまうでしょう。
最近の奥様方は賢いから、見抜いている方々もいるのでしょうね。
テレビの必要性は、テレビ局にかかっていると言っても過言ではないと思います。
インターネットのない20数年前までの私達、かなりテレビ局の意向に心を操られていたのだと振り返ってしまいます。
そして今、ネットを使わない高齢の方の中には、その状態が続いているともいえます。
私の母などは、まさにそんな状態です。
芸能人がテレビ(スポンサー)に逆らえないことに気づく(特に司会者)
テレビ番組はスポンサーがいますので規制がありますよね。
スポンサーのイメージが下がってしまうような番組は制作できません。
そのような番組に出演している芸能人も同じです。
芸能事務所を経営していて自分自身もテレビに出演していて司会なぞやっているとなると、もうがんじがらめかも。
テレビだけ見ていると、そんなことには気づかないこともありますが、
テレビに頼らずに活動し始めた芸能人を見ていると、一般人の私達にも前者との違いが分かってしまいます。
テレビを見ないことの結論
テレビを観ないことの結論は、
洗脳されにくいこと。
と結論づけてみました。
いかがでしょうか。
テレビがない生活で困ること
- 生中継のスポーツをLiveで観ることができない。
- 翌日の他人との雑談に入れない
- テレビ番組の話を振られた時、「ウチ、テレビないから」と言わなければならない。
- NHK受信料トラブル
などです。
正直、テレビがなくて困ることのほうが少ない気がします。
生中継のスポーツをLiveで観ることができない。
サッカーの日本代表戦やオリンピックは、テレビでないと生中継を観ることができません。(NHKなら、NHKプラスでPCやスマホアプリで観れるかも)
私個人的には、これがとてもつらい。
2018年のロシアワールドカップでは、NHKがワールドカップ専用のスマホアプリを作ってくれたので、スマホやタブレットでワールドカップを観ることができました。
しかし、それ以外の民放での日本代表Aマッチの生中継はテレビがないと観れません。
生でなければ、いくつかの観る方法はありますから、我慢するという選択もあり。
野球やゴルフなんかも生で観たいですよね。
翌日の他人との雑談に入れない
友人や同僚との雑談は、昨日のドラマについてだったりします。
ひと昔前は巨人戦の話題だったり。
3人いて2人観ていれば話題は続くので入っていけない。
※しかし、逆にテレビを観ていない生活に慣れると、芸能人ゴシップで盛り上がっているパートのご婦人達が不憫に思えてくる時があります。
テレビ番組の話を振られた時、「ウチ、テレビないから」と言わなければならない。
話題がない時ってテレビ(芸能人かスポーツ)の話になることって多いですよね。
せっかく振ってくれた話題に対して、
「あ、はい、うち、テレビないから…。」
といちいち言わなきゃならない申し訳なさ。
(でも、テレビが無いほうが、いいぞ。というアピールしたい気持ちもあったりする。)
受信料トラブル
もしテレビがないなら、事実としてNHKの受信料は払う必要がありません。
しかし、ワンセグやパソコンやタブレット、スマホを持っていると、テレビがなくても受信料を払わなくてはならなくなりました。
PCやスマホやタブレットでは、NHKプラス(アプリもあり)で同時放送が観ることができます。
受信料契約している世帯では、簡単な登録で視聴可能です。
登録しないとメッセージが出て画面が隠されます。
アプリもダウンロードせず、PCでもNHKプラスに登録しなかったら、受信料は拒否できるのか私には分かりません。
私は現在、テレビがない生活が続いていますが、
テレビがあった5、6年前からの惰性で受信料を払い続けています。(バカでしょうか)
今回、せっかくなので、スマホにNHKプラスのアプリをダウンロードしました。(観ないけど)
テレビなし生活の未来
NHKがテレビとの同時配信をNHKプラスで始めました。
そして今、TVerというテレビ番組配信アプリの動向が注目されています。
TVerは、現在は民放の見逃し番組の配信をしていますが、過去には実験的に同時配信をしたこともあります。
そして、近い未来に、各局の同時配信という流れになっていくのではないかと期待?されています。
テレビの広告費より、ネットの広告費のほうが上回っている時代です。
テレビが好きな人も、テレビがなくても本当に大丈夫な日が来るかも知れませんね。
NHKプラスで、まずはオリンピックの生中継は観ることができそうです。