人嫌いでもう毎日が楽しくないと、悩んでいる人は、その克服過程をゲームのように楽しんでみましょう!
なんて言ったら、「あんたは何も分かっていない!」と言い返されるかもしれまんね。
しかし、無理しない程度にポジティブさを表に出していくと、少しず変わっていきますよ。
目次
人嫌いの人の心理
人嫌いの人の心理とはどのようなものでしょう。
私も人嫌いの毛があるので、自分の体験も含めて解説してみます。
ひと嫌いは、人と話すのが下手なわけではありません。
相手に気を使い過ぎて、疲れてしまうのです。
争いごとが嫌いなので、相手に深入りしようと思えませんし、自分の心の中に、入って来られるのも好きではありません。
中には、すーっと心の中に入ってくる、心地よい人もいますが、大抵は、距離を置きたい気持ちのままです。
あまり親しくない人や、お互いに顔だけは知っているくらいの間柄の人が、遠くからこちらに向かって近づいてきます。
そんな場面では、誰でも少し自分の対応と相手の振る舞いに、軽く気を使いますよね。
“この距離だと、どこに視線を向ければいいんだ?”
“笑顔で相手を見たほうがいいのか?”
お互いに当たり障りのないすれ違い方をしようとしますが、こちらが挨拶をしようが、まったく無視してくる人。
こちらのことは認識しているはずなのに、なぜあんな対応ができるのだろう?とあなたは思うでしょう。
周りがそんな人間ばかりだと、あなたが常識的な人間であればあるほど、心が押し潰されます。
別に克服なんてしなくてもいいと。
いつしか、こちらまでノーマルな対応ができなくなって人嫌いになってしまう。
そんなボーダーラインに立っているあなた、深刻にならずに気持ちをノーマルな状態に戻していきましょう。
楽な気持ちでいつもより少しだけ言葉数を増やしてみる
人嫌いで、あまり人と、新しい繋がりを持てていないなぁと感じたら、誰かとやり取りをする時、普段より言葉をひとつふたつでいいから付け足してみましょう。
何かものを手渡す時など、ただ「ハイ」と渡すだけでなく、何か一言付け加える。
人嫌いだとなかなか出てきませんよね。
例えば、色とか、
「はい、青いの」
「ハイどうぞ、いつものやつです。」
とか、
それだけで、一瞬、相手の心をこちらが操作できます。
「?あ、青いのね…」
と、なりその場をやり過ごせるでしょう。
人とのやり取りをゲーム化してみる
そこで、肩ひじ張らずに、ゲーム感覚で、人と繋がりを増やす遊びを考えてみました。
物事は、深刻過ぎてもいけないのです。
リラックスしていないと、いいアイディアは浮かびませんからね。
加点のみ上積みして気楽にお遊びするゲームです。
人と会った時、
- 挨拶=+1ポイント
- 挨拶+スマイル=+2ポイント
- 挨拶+スマイル+ひと言付け足す=+3ポイント
- 挨拶+スマイル+短い会話=+4ポイント
- 1分以上の会話=10ポイント
- 3分以上の会話=15ポイント
- 10分以上の会話=20ポイント
- クスッと笑わせた=10ポイント
- 声を出して笑わせた=30ポイント
- 他人の会話に途中から入っていった=10ポイント
高等なテクニックには、高得点を加点しましょう。
- 会話中にツッコミをいれた=20ポイント
- 仏頂面の人を笑わせた=20ポイント
などなど、他にも自分でいろんな場面を想定して点数を付けてみましょう。
これをスマホやメモ帳に書いておきます。
自分にだけ分かるようにしておいたほうがいいかも知れません。
「仕事しなさい」上司に叱られますw
そして、それぞれの場面に出くわした時、何ポイント獲得したか書き残していきます。(正の字をつけるのもいいでしょう。)
そして、仕事帰りの電車の中ででも、1日のポイントを集計しましょう。
集計ポイントが自分が決めた基準ラインを越えたら、ご褒美として、自分に何かプレゼントしましょう。ビール、おかず1品増やすとか。
最高ポイントが出たら、さらにご褒美を考えます。
気楽な自分のためのゲームです。
相手の事はとりあえず置いておきましょう。
その内、何十回に1度くらいは、何か心が通じたなぁと思う時があるかもしれません。
ひと嫌いとの自己評価は間違いかもしれません
団体行動をしていると、疲れてしまって、早く1人になりたい、うちに帰りたい。
そんな気持ちは誰にでもあるものです。
それを、自分だけが特別に持っている性質だと勘違いしているのかもしれませんよ。
無理に克服しなくてもいいんです。
相手がいるものはどうにもならないこともある
いくら自分が、ひと嫌いを克服しても、相手があるものですからどうにもならないこともあります。
とんでもないキャラの人物に立て続けに、それも長い時間を共にしなければいけない。
そんな場合は、ゲームがどうのとか克服がどうという次元ではないでしょう。
環境を変えてしまうのも自分を守る良い方法だと思います。